“曹昂”の読み方と例文
読み方割合
そうこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんどの戦で、予は、長子の曹昂そうこうと、愛甥あいせいの曹安民とを亡くしたが、予はなお、それを以て、深く心を傷ましはしない。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
次に、曹操の嫡子曹昂そうこうの霊をまつり、また甥の曹安民そうあんみんの供養をもなした。——楊柳の枝は長く垂れて、水はすでに秋冷の気をふくみ、黒い八哥鳥はっかちょうがしきりと飛び交っていた。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「父上ではありませんか」と、曹昂そうこうの声がした。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)