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暎
ふりがな文庫
“暎”の読み方と例文
読み方
割合
うつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うつ
(逆引き)
これこの
妾
(
わたし
)
の今着て居るのも去年の冬の取りつきに
袷姿
(
あわせすがた
)
の寒げなを気の毒がられてお吉様の、
縫直
(
なお
)
して着よと下されたのとは
汝
(
おまえ
)
の眼には
暎
(
うつ
)
らぬか
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
見るに足らぬとそちで思わば
汝
(
おのれ
)
が手筋も知れてある、大方高の知れた塔建たぬ前から眼に
暎
(
うつ
)
って気の毒ながら
批難
(
なん
)
もある、もう堪忍の緒も
断
(
き
)
れたり
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
縫直
(
なほ
)
して着よと下されたのとは汝の眼には
暎
(
うつ
)
らぬか、一方ならぬ御恩を受けて居ながら親方様の
対岸
(
むかう
)
へ廻るさへあるに、それを小癪なとも恩知らずなとも仰やらず
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
暎(うつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
暎
部首:⽇
12画