晩靄ばんあい)” の例文
韮山にらやまをかなたとばかり晩靄ばんあいの間に眺めて村々の小道小道に人と馬と打ちまじりて帰り行く頃次の駅までは何里ありやと尋ぬれば軽井沢とてなお、三、四里はありぬべしという。
旅の旅の旅 (新字新仮名) / 正岡子規(著)