“晦冥濛々”の読み方と例文
読み方割合
かいめいもうもう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
新興難波なにわの大坂は、一夜明ければ明くるごとに、隆々たる旭昇の勢いをもって、人心と物資を蝟集いしゅうせしめつつあるに反し、ここ東海浜松を中心とする駿遠甲信すんえんこうしんまたがる一団の雷雲は、むしろ晦冥濛々かいめいもうもう
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)