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晞
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かわ
ふりがな文庫
“
晞
(
かわ
)” の例文
草を苅るには、朝露の
晞
(
かわ
)
かぬ
間
(
ま
)
。露にそぼぬれた寝ざめの草は、鎌の刃を迎へてさく/\切れて行く。
草とり
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
草を苅るには、朝露の
晞
(
かわ
)
かぬ
間
(
ま
)
。露にそぼぬれた寝ざめの草は、鎌の刃を迎えてさく/\切れて行く。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
「うけてか」と
片頬
(
かたほ
)
に
笑
(
え
)
める様は、谷間の
姫
(
ひめ
)
百合
(
ゆり
)
に朝日影さして、しげき露の
痕
(
あと
)
なく
晞
(
かわ
)
けるが如し。
薤露行
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
晞
漢検1級
部首:⽇
11画