時季シユン)” の例文
汽車にも時季シユンと言ふものがあつて、静かな気持ちで半日も乗り続けたことが忘れられないで、廻り道でもあり、目的地をふり替へなければならなかつたりするのだけれど
山の音を聴きながら (新字旧仮名) / 折口信夫(著)