“明真慈徳居士”の読み方と例文
読み方割合
みょうしんじとくこじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その中にまじって、明真慈徳居士みょうしんじとくこじ、行年七十二歳とあるは半蔵の父だ。清心妙浄大姉せいしんみょうじょうだいし、行年三十二歳とは、それが彼の実母だ。彼は伊之助と共に、それらの位牌の並んでいる前をったり来たりした。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)