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早駕
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はや
ふりがな文庫
“
早駕
(
はや
)” の例文
『殿様の御処分や、その他、分り次第に、刻々、二番
早駕
(
はや
)
、三番早駕と、後を追って御報告申し上げるが——と大石殿へ申されたい』
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
なぜならば
早駕
(
はや
)
は何うしても
渡船
(
わたし
)
に
拠
(
よ
)
らなければならないが、清水一学は、
浅洲
(
あさす
)
を拾って馬を乗り入れ、
無礙
(
むげ
)
に対岸へ渡ってしまったからである。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その憂いと怒りに、さわいでいる
幡豆郷
(
はずのごう
)
から、目と鼻の先にあたるこの街道を、浅野の
早駕
(
はや
)
が通ると聞いて、何で、村民どもが黙って見ていようぞ。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
早駕
(
はや
)
、四ツ手が木の下にズラリと埋まっていて、この陽気なのに、汗をふいているかごかきや、上がり
框
(
かまち
)
でわらじを解いている旅客やで、帳場はひとしきりの混雑です。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
早
常用漢字
小1
部首:⽇
6画
駕
漢検準1級
部首:⾺
15画
“早駕”で始まる語句
早駕籠