新菜しんさい)” の例文
これでおん身達は、子々孫々までの安住と食を得、わが藩主もいささかこの開田かいでん新菜しんさいをもつて、窮せる臣下と藩政とを潤すことができるであらう。君への奉公は、又、民への奉仕である。
折々の記 (旧字旧仮名) / 吉川英治(著)