“新撰組”の読み方と例文
読み方割合
しんせんぐみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私たちはよく鳥羽伏見とばふしみの戦いで薩長方の鉄砲に手を焼いた新撰組しんせんぐみ豪傑ごうけつのような口をきいた。
安い頭 (新字新仮名) / 小山清(著)
将軍上洛じょうらくの日も近いと聞く新しい年の二月には、彼は京都行きの新撰組しんせんぐみの一隊をこの街道に迎えた。一番隊から七番隊までの列をつくった人たちが雪の道を踏んで馬籠に着いた。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
守護職、所司代しょしだい、および新撰組しんせんぐみの兵はそこに集まる諸藩の志士二十余名を捕えた。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)