“新屋敷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんやしき66.7%
ニュープレイス33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大宝寺町の大工庄蔵の弟子で六三郎ろくさぶろうという今年十九の若者が、南の新屋敷しんやしき福島屋の遊女おそのと、三月十九日の夜に西横堀で心中を遂げたのである。
心中浪華の春雨 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
関東の方では何々新田というのがその近世のものの名であり、近畿地方には新屋敷しんやしき今在家いまざいけなどがそれに該当する。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
それを修繕して大屋敷グレイトハウスという名前を新屋敷ニュープレイスと改め、其処へ引っ越して一六一六年に五十二歳で死ぬまで六年間住まっていた。
シェイクスピアの郷里 (新字新仮名) / 野上豊一郎(著)
私たちは新屋敷ニュープレイスを訪問したが、今は美しい青芝の庭園となって、その間に桜草やダフォディルが咲いているだけで
シェイクスピアの郷里 (新字新仮名) / 野上豊一郎(著)