“断事観三昧”の読み方と例文
読み方割合
だんじかんさんまい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
断事観三昧だんじかんさんまい ということはおよそ事柄が道理で極められる事はその道理によりて善悪の判断を定めると言うことはむつかしくない。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
そこで私は帰って大蔵大臣の別殿で独り静かに断事観三昧だんじかんさんまいに入って、確かにその一番善い点を発見することにつとめた。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
というのは私は例の理論上で極められぬ事があるといつも断事観三昧だんじかんさんまいに入って事をきめるのであります。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)