斬衰ざんさい)” の例文
一番重い喪服を斬衰ざんさいと云ひます。衰と云ふのは喪服のことです。次は齊衰しさい、大功、小功、緦麻しま、一番輕いのは袒免たんもんと云ひます。
支那の古代法律 (旧字旧仮名) / 桑原隲蔵(著)
重きは斬衰ざんさいの親から、輕きは緦麻しまの親に至るまで、苟くも喪服を着くべき關係に在る者は、法律上必ず特別の規定を設けて、一言一行と雖ども、その尊卑長幼の關係如何に應じて
喪服は斬衰ざんさい齊衰しさい・大功・小功・緦麻にわかれ、之を五服といふ。斬衰と齊衰とは、主として服の製法に本づける名稱で、大功・小功・緦麻は主として服の材料に本づける名稱である。