“斜下”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ななめした50.0%
なゝめした50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その窓のすぐきわから斜下ななめしたにつき出た屋根、彼はその屋根によじのぼって、しずかに窓をたたくと、中で小さなともしびがつきました。アロアは窓をあけてびっくりしました。
「足場の上に居るのを、斜下なゝめしたから恐ろしい力で突き上げたのでせうね。さうでもなきやあの傷は受取れない」
銭形平次捕物控:180 罠 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)