文世高ぶんせいこう)” の例文
姑蘇こそ、即ち今の蘇州に文世高ぶんせいこうという秀才があったが、元朝では儒者を軽んじて重用しないので、気概のある者は山林に隠れるか、詞曲に遊ぶかして、官海に入ることを好まないふうがあった。
断橋奇聞 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)