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敷布
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シイツ
ふりがな文庫
“
敷布
(
シイツ
)” の例文
『どうかして下さい。痛、痛つ‥‥‥』と、その時お前は顏を歪めて、
敷布
(
シイツ
)
の上にのけぞりながら身もがきした。私は我知らず顏を反けずにはゐられなかつた。
疑惑
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
慶三は
矢庭
(
やにわ
)
に掛蒲団を剥ぎのけた後、眼を皿のようにして白い
敷布
(
シイツ
)
の上から何物かを捜し出そうとするらしく
稍
(
やや
)
暫く
瞳子
(
ひとみ
)
を据えた後、
頻
(
しきり
)
に鼻を
摺付
(
すりつ
)
けて物の
臭
(
におい
)
でもかぐような挙動をした。
夏すがた
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
血だらけの安楽椅子のクッション
覆い
(
カバア
)
と、同じく血に染んだ
敷布
(
シイツ
)
とである。
土から手が
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
“敷布”の意味
《名詞》
敷布団の上に敷く布。
(出典:Wiktionary)
敷
常用漢字
中学
部首:⽁
15画
布
常用漢字
小5
部首:⼱
5画
“敷布”で始まる語句
敷布団