“敵媚”の読み方と例文
読み方割合
あいかた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
古風といえばまことに古風な花魁で、一休禅師の敵媚あいかたを思わすほどだが、鏡台、長火鉢、赤い座ぶとんなどの艶めき匂う自分の部屋のすみに、小さい観音像をおいて、朝夕おがんでいたという。
紅梅の客 (新字新仮名) / 吉川英治(著)