“故園”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こえん66.7%
こゑん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
当時は美しい姫たちがお目あてで、雪見、紅葉などはつけたりだった。しかし、思い出の多い故園こえんではあった。
故園こえん
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
英吉利イギリス留学の三年間、予がハイド・パアクの芝生に立ちて、如何に故園こゑん紫藤花下しとうくわかなる明子をおもひしか、或は又予がパルマルの街頭を歩して、如何に天涯の遊子たる予自身をあはれみしか
開化の殺人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)