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撞著
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どうちゃく
ふりがな文庫
“
撞著
(
どうちゃく
)” の例文
また『万葉集』を評して「歌は国家治教の道なるにより、当時の人は思のままを述べたる者なり」などといへるは一文章の内既に
撞著
(
どうちゃく
)
あり。
人々に答ふ
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
秀麿は一歩一歩非常な困難に
撞著
(
どうちゃく
)
して、どうしてもこれはサンスクリットをまるで知らないでは、正確な判断は下されないと考えて、急に
高楠博士
(
たかくすはくし
)
の所へ
駈
(
か
)
け附けて
かのように
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
千葉稲城子
(
ちばとうじょうし
)
に答へて曰く、
撞著
(
どうちゃく
)
と誤解の事なほ誤解あるが如し。われらが撞著といひしは前に「客観的景色に重きを措き」とありて後に「客観的にのみ」とありしをいふなり。
人々に答ふ
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
御書面を見るに愚意を誤解
被致
(
いたされ
)
候。
殊
(
こと
)
に変なるは御書面中四、五行の間に
撞著
(
どうちゃく
)
有之候。
歌よみに与ふる書
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
この歌
拙
(
つたな
)
く候。「暮れぬめり」とありて「薄月夜」とあるは甚しき
撞著
(
どうちゃく
)
と相見え候。
人々に答ふ
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
▼ もっと見る
いと笑ふべき
撞著
(
どうちゃく
)
に御座候。
歌よみに与ふる書
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
撞
漢検準1級
部首:⼿
15画
著
常用漢字
小6
部首:⾋
11画
“撞著”で始まる語句
撞著有之