“摂生”の読み方と例文
旧字:攝生
読み方割合
せっせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
する積りで言っているのだ。く聞き給えよ。なるほど、君は病気だ。しかしうま摂生せっせいをすれば直す事の出来るのも事実だ。僕は何も加減をして物を言うのではない。
みれん (新字新仮名) / アルツール・シュニッツレル(著)
その当り前の生理にそむいて無理なことをなさるのこそ、お体のために宜しくない、そんなことより、殿が摂生せっせいをお守りなされて一年でも多く長寿を保って下さる方が私もうれしい、と
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
一高卒業の時、私は病気になって、摂生せっせい室にもらされてしまった。