摂津平せっつだいら)” の例文
そして昼は、ぱったり異状も見ず、六月の摂津平せっつだいらには、牛と農夫と、高い夏雲を見るだけだった。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)