“掴掛”の読み方と例文
読み方割合
つかみか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると、旦那様は大した御立腹で、掴掛つかみかかるような勢で奥様を追廻したというんです。奥様は二度も三度もつかまりそうにして、しまいには御召物まで脱捨てて、裸体はだかみになって御逃げなすったんだそうです。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)