据傲きよごう)” の例文
その灰白色の穂はニヒリストのやうな白々しさしか感じさせない。据傲きよごうな刈萱を見れば、いつしか敵意を感じて、穂といふ穂を打つて見たくなる。
秋の七草に添へて (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)