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挾撃
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きょうげき
ふりがな文庫
“
挾撃
(
きょうげき
)” の例文
新字:
挟撃
挾撃
(
きょうげき
)
してくる敵兵も、それと斬りむすぶ味方の兵もない、ただ架橋だけを睨みながらぐんぐんと前進していた、……ところが壕まで二段ばかりの
処
(
ところ
)
へ来たとき
一人ならじ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
和田峠に水戸浪士を追いつめ、一方は田沼勢、一方は高島勢で双方から敵を
挾撃
(
きょうげき
)
する公儀の手はずであるということが何よりの力になった。一藩の態度は決した。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
マルコンネの師団が、歩兵と騎兵とに
挾撃
(
きょうげき
)
され、麦畑の中でベストとパックからねらい撃ちにされ、ポンソンビーになぎ払われたこと。その七門の砲は進退窮まったこと。
レ・ミゼラブル:05 第二部 コゼット
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
とつぜん前後から
挾撃
(
きょうげき
)
されたと思うと、たちまち混乱して崩れたった。
風流太平記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
挾
部首:⼿
10画
撃
常用漢字
中学
部首:⼿
15画
“挾撃”で始まる語句
挾撃的