“持戒”の読み方と例文
読み方割合
じかい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あるじは、法師でも、持戒じかいのやかましい僧ではない。よくヒョコヒョコと出かけはするが、帰って来れば冗談もいうし、世間ばなしも好きである。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
六度とは六波羅蜜はらみつのことで、布施ふせ(ほどこし)と持戒じかい(いましめ)と忍辱にんにく(しのび)と精進しょうじん(はげみ)と禅定ぜんじょう(おちつき)と般若はんにゃ(ちえ)でありますが、まえの五つは正しい実践であり
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)