拇印つめいん)” の例文
「だからせめて、男にはび状を書かせて、以後は決して致しませんと、拇印つめいんさせ、女は二つ三つしッぱだいて、自分の家へ連れて行ってからの処分とすればいいだろ」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)