抱肉だきにく)” の例文
腐るにしても吊るしてある鳥は足の方から先へ痛んで来ますから早い内なら胸の抱肉だきにくとササ身だけまだ食べられますけれども下に置いてある鳥は腐りが直ぐ肉の中へ通ってまるで食べられません。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)