批判家ひひょうか)” の例文
で、平生は眼中に置かぬらしく言っていた批判家ひひょうかほめられたいが一杯で、いよいよ文学に熱中して、明けても暮れても文学の事ばかり言い暮らし、眼中唯文学あるのみで、文学のほかには何物もなかった。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)