“扱竹”の読み方と例文
読み方割合
こきだけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかるに近年稲扱きを製す。その形は狭き牀机しょうぎの如く、竹の大釘おおくぎ数十を植ゑ、少しくマングハ(馬歯把)に似たり。穂を引掛けて引くに、其力は扱竹こきだけに十倍す。故に孀婆業を失ふ。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)