手品師てづまし)” の例文
あらゆるいけないわるいことも、側からどんどんいことに変えられていくのだろう、まるで手品師てづましが真っ白なまま函へ入れた糝粉しんこ細工のふたとればたちまち紅美しき桃の花一輪とは変っているように。
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)