“手前隣”の読み方と例文
読み方割合
てまえどなり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わるくするとかどちがいをしないとも限らないような気がするので、君江はざっと一年ばかりかよう身でありながら、今だに手前隣てまえどなりの眼鏡屋と金物屋とを目標めじるしにして、その間の路地ろじを入るのである。
つゆのあとさき (新字新仮名) / 永井荷風(著)