“截流斎”の読み方と例文
読み方割合
せつりゅうさい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれは、五十を出たばかりで、はやくも息子の氏直を族長にたて、身は小田原城において、事実の執政は握っているが、名は截流斎せつりゅうさいとなえて剃髪ていはつし、家祖早雲そううん以来の野望はなかなか衰えてはいない。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)