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かつかつ
ふりがな文庫
“
戞戞
(
かつかつ
)” の例文
「もう僕は、憎まれる憎まれる。誰も分ってくれやしない。」と栖方はまた呟いたが、歩調は一層
活溌
(
かっぱつ
)
に
戞戞
(
かつかつ
)
と響いた。
微笑
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
幕末の
比
(
ころ
)
、
某
(
ぼう
)
と云う医師があって夜遅く病家へ往って帰っていた。それは月の明るい晩であった。其の大手を通っていると、
戞戞
(
かつかつ
)
と云う
夥
(
おびただ
)
しい馬の
蹄
(
ひづめ
)
の音が聞えて来た。
首のない騎馬武者
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
戞
漢検1級
部首:⼽
12画
戞
漢検1級
部首:⼽
12画
“戞戞”で始まる語句
戞戞戞