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戌亥
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いぬゐ
ふりがな文庫
“
戌亥
(
いぬゐ
)” の例文
「
箒
(
はうき
)
から
辰巳
(
たつみ
)
、鎌の鼻から
未申
(
ひつじさる
)
、
鍬
(
くは
)
の耳から
戌亥
(
いぬゐ
)
、口の中の眼——と讀むんだらうな。どうだ分つたか、八」
銭形平次捕物控:153 荒神箒
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
落葉しぐれる山の際に
戌亥
(
いぬゐ
)
の方に白壁の土藏を置いたる農家の冬待ち顏に靜かに立つを見る。
伊賀、伊勢路
(旧字旧仮名)
/
近松秋江
(著)
戌亥
(
いぬゐ
)
に亙る
山脈
(
やまなみ
)
の
筑波ねのほとり
(旧字旧仮名)
/
横瀬夜雨
(著)
其處から
鍬
(
くは
)
の柄三尺八寸の寸法で三三が九つ、つまり二十四尺二寸だけ
未申
(
ひつじさる
)
(南西)の方へ行くと、其處に大きな
捨石
(
すていし
)
が一つある。その
戌亥
(
いぬゐ
)
(西北)が空井戸だ。
銭形平次捕物控:153 荒神箒
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
戌
漢検1級
部首:⼽
6画
亥
漢検準1級
部首:⼇
6画
“戌亥”で始まる語句
戌亥口