懺法せんぼう)” の例文
高浜虚子氏は『風流懺法せんぼう』の続きを書くために、先日こなひだぢゆう比叡山の宿院に来て泊つてゐたが、原稿が出来あがると、山を下りて京都の俳人王城氏のうちに足をとめてゐた。
供養に続いて不断の読経どきょう懺法せんぼうなどもこの二条の院で院はおさせになるのであった。
源氏物語:41 御法 (新字新仮名) / 紫式部(著)