“懐疑的”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かいぎてき50.0%
くわいぎてき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしはある批評家の云ったように、わたしの「作家的完成を棒にふるほど懐疑的（かいぎてき）」である。就中（なかんずく）わたし自身の愚には誰よりも一層（いっそう）懐疑的である。
文放古 (新字新仮名) ／ 芥川竜之介(著)
しかし更に懐疑的（くわいぎてき）になれば、明治大正の間（かん）の歌よみの短歌も或は猪口（ちよく）でシロツプを嘗（な）めてゐると言はれるかも知れぬ。かう云ふ問題になつて来ると、素人（しろうと）の僕には見当がつかない。
又一説？ (新字旧仮名) ／ 芥川竜之介(著)