慘状みじめさ)” の例文
新字:惨状
家の慘状みじめさを見るに見かねて、それかと言つて何一つ家計の補助たしになる樣な事も出來ず、若い時は雲水もして歩いた僧侶上りの、思ひ切りよく飄然と家出をして了つて
足跡 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)