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感冒
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かんぼう
ふりがな文庫
“
感冒
(
かんぼう
)” の例文
悪性の流行
感冒
(
かんぼう
)
は日に幾十となくその善良な市民を火葬場に送った。私もまた同じ
戦慄
(
せんりつ
)
のうちに
病臥
(
びょうが
)
して、きびしい
霜
(
しも
)
と、小さい太陽と、凍った月の光ばかりとを眺むるより
外
(
ほか
)
なかった。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
感冒
(
かんぼう
)
に
罹
(
かか
)
って死ぬるのが落ちであろうが、寒帯から一躍温帯に変ったかのエスキモー人など、どのように瞳を輝かして、あのあざらしの服を脱ぎ、
俄
(
にわか
)
に咲き乱れる百花に酔うであろうか。
地軸作戦:――金博士シリーズ・9――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“感冒”の意味
《名詞》
感 冒(かんぼう)
風邪。
(出典:Wiktionary)
感
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
冒
常用漢字
中学
部首:⼌
9画
“感冒”で始まる語句
感冒気
感冒除