“意篤”の読み方と例文
読み方割合
いとく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「廿三日。晴。月番意篤いとくより通用。御隠居様御不快為御看病東京府出府被仰付。尤養竹交代、支度出来次第之旨。」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
次に日録に始て意篤いとくと云ふものの来訪が書してある。「十五日。雨。意篤来。」按ずるに川村意得重善しげよしの子、長を重監しげあきと云ひ、仲を新助退しんすけたいと云ひ、季を敬蔵重文けいざうしげぶみと云ふ。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)