“愁訴可仕”の読み方と例文
読み方割合
しうそつかまつるべき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
壽阿彌はし此火事に姪の家が燒けたら、自分は無宿になる筈であつたと云つてゐる。「難澁之段愁訴可仕しうそつかまつるべき水府も、先達而せんだつて丸燒故難澁申出候處無之、無宿に成候筈」云々うんぬんと云つてゐる。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)