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惓
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う
ふりがな文庫
“
惓
(
う
)” の例文
自分ながら自分の藝術の
貧
(
まづ
)
しいのが他になる、
憐
(
あわれ
)
に
對
(
たい
)
してまた自分に對して
妄
(
なやみ
)
と
不平
(
ふへい
)
が起る。氣が
惓
(
う
)
ンずる、
悶々
(
もだ/\
)
する、何を聞いても見ても
味氣
(
あじき
)
ない。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
性来憂鬱を好み、日頃煩悶を口癖にして
惓
(
う
)
むことを知らない。前記の言葉はその一例であるが、これは浅間麻油の聞き飽いた(莫迦の)一つ文句であつた。
小さな部屋
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
惓
漢検1級
部首:⼼
11画
“惓”を含む語句
惓怠
惓々
惓惓