性相フイジオグノミー)” の例文
枝々の鋭角の黒みから生れ出る、かの「虚無」の性相フイジオグノミーをさへ点検しないで済む怖ろしい怠惰が、今私には許されてある。
秋の悲歎 (新字旧仮名) / 富永太郎(著)