“忍土”の読み方と例文
読み方割合
にんど100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここの世界は苦界くがいという、また忍土にんどとも名づけるじゃ。みんなせつないことばかり、なみだかわくひまはないのじゃ。ただこの上は、われらと衆生しゅじょうと、早くこの苦をはなれる道を知るのが肝要かんようじゃ。
二十六夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)