御生おは)” の例文
和尚おしょう助言じょごんは十七八年ぶりで始めて役に立ちそうな気色けしきに髯は延びて来た。さいはいっそ御生おはやしなすったら好いでしょうと云った。余も半分その気になって、しきりにその辺をで廻していた。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)