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御愁傷
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ごしゅうしょう
ふりがな文庫
“
御愁傷
(
ごしゅうしょう
)” の例文
御愁傷
(
ごしゅうしょう
)
といふやうに聞え候て、物寂しき心地致され申候。雨あがりの
三日月
(
みかづき
)
、夕焼雲の
棚曳
(
たなび
)
くさまも
彼
(
か
)
の大木の梢に打眺め候へば誠に
諸行無常
(
しょぎょうむじょう
)
の思ひに打たれ申候。
榎物語
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「飛んだお災難でござったな。何とも
御愁傷
(
ごしゅうしょう
)
の至りでござる。わははは、わははは、黒めがなかなか味を致しましたわい。どうでござるな、御怪我はござらなかったかな」
旗本退屈男:05 第五話 三河に現れた退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
ナントモ
御愁傷
(
ごしゅうしょう
)
さまな次第なンでござります。……と、申しましても、決して御登山の御愉快にケチをつけようなどという狭い了見から申しあげているのではございませン。
ノンシャラン道中記:07 アルプスの潜水夫 ――モンブラン登山の巻
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
藤「お萓、そう呼ぶものではない、文治殿、さぞ/\
御愁傷
(
ごしゅうしょう
)
でござりましょう」
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「ドウも御苦労さま、
此方様
(
こちらさま
)
でも
御愁傷
(
ごしゅうしょう
)
な」
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
愁
常用漢字
中学
部首:⼼
13画
傷
常用漢字
小6
部首:⼈
13画
“御愁傷”で始まる語句
御愁傷様