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御勧
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おすす
ふりがな文庫
“
御勧
(
おすす
)” の例文
旧字:
御勸
御主人はわたしが
呆
(
あき
)
れたように、
箸
(
はし
)
もつけないのを御覧になると、上機嫌に御笑いなさりながら、こう
御勧
(
おすす
)
め下さいました。
俊寛
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
是非やれ、何でもいいからやれ、どうかやれ、としきりにやれやれと
御勧
(
おすす
)
めになります。それでもと云って首を
捻
(
ひね
)
っていると、しまいには演説はやらんでもいいと申されます。
文芸の哲学的基礎
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
殊の外愚僧を愛せられ、是非とも満行寺に立寄れよと
御勧
(
おすす
)
めなされ候により、そのまゝ御厄介に相なり候処、当山は申すまでもなく
西本願寺派
(
にしほんがんじは
)
丸円寺
(
まるまるじ
)
の分れにて、
肉食
(
にくじき
)
妻帯の宗門なり。
榎物語
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
勧
常用漢字
中学
部首:⼒
13画
“御勧”で始まる語句
御勧化
御勧請