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御使嗾
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ごしそう
ふりがな文庫
“
御使嗾
(
ごしそう
)” の例文
とかくその背後には、後白河法皇の院政確立と、清盛へのお憎しみによる
御使嗾
(
ごしそう
)
があるのは争いがたいことで、法皇と清盛とは、
陰
(
いん
)
に
陽
(
よう
)
に、
龍攘虎搏
(
りゅうじょうこはく
)
の虚実をつねに蔵しています。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ゆらい持明院統の後深草は温和だが、亀山は
剛毅
(
ごうき
)
でとかく荒々しい。かねがねの御遺恨から、伏見天皇を
亡
(
うしな
)
い奉ろうとした
御使嗾
(
ごしそう
)
にちがいない。——ありそうなことと、世間もいった。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
使
常用漢字
小3
部首:⼈
8画
嗾
漢検1級
部首:⼝
14画
“御使”で始まる語句
御使
御使者
御使番
御使僧
御使女
御使姫