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得々
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とく/\
ふりがな文庫
“
得々
(
とく/\
)” の例文
己の耳には、メリー嬢の
得々
(
とく/\
)
として語る説明の言葉も、黒ん坊の無礼極まる冗談も、見物人の
哄笑
(
こうしょう
)
も、残らず聞えて居る。
小僧の夢
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
けれど其古風な門は依然たる昔の
儘
(
まゝ
)
で、自分は
小倉
(
こくら
)
の
古袴
(
ふるばかま
)
の短いのを着、肩を
怒
(
いから
)
して、
得々
(
とく/\
)
として其門に入つて行つたと思ふと、言ふに言はれぬ
懐
(
なつ
)
かしい心地がして
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
得
常用漢字
小5
部首:⼻
11画
々
3画
“得々”で始まる語句
得々然