徒士勢かちぜい)” の例文
兄弟にならって、ほかの徒士勢かちぜいも、どっと後戻りして来た。両側の家々から火を噴いているので、所詮しょせん、熱くて通れないのである。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)