“彩目”の読み方と例文
読み方割合
いろめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
穴の中はもう彩目いろめのわからぬ暗さである。凍土の一片を掘り出しながら、S君は「やはり凍上ですね」と言って渡してくれる。なるほど低温実験室で作っている私たちの凍上の標本そっくりである。
永久凍土地帯 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)